車 買取 競合

車 買取 競合

 車値引きのコツを紹介します。
今回は買取車の競合についてです。

 

 競合車選定の他にもう1つ事前段取りでやっておきたい事があります。
それは下取車の相場チェックです。

 

 カーディーラーに行くと営業マンの常套句で「申し上げにくのですが、お客様の車は古くて値段がつきません。
廃車費用はこちらでサービスします。」と言われます。
その言葉を安易に信じてはいけません。
どんな車でも値はつきます。

 

 日本では、他の国と比較しますと、アスファルト舗装等により道路の整備状況が良く車が傷みにくくなっています。
日本の技術は高く新車購入から廃車までほとんど故障することがありません。
また整備工場も多く故障トラブルへの対応も悪化させる前に処置ができます。
また過剰ともいえる車検制度により2年に一度の検査が義務づけられています。
そして、税制度等により10年を超える車は買い替えをせまられます。

 

 これらの理由により、他国と比べ日本の中古車は時間が経過していても高い品質が保たれています。
ですから、どんな古い車でも値はつきます。
また、事故車や傷・ヘコミ等がある車でも専門の買取業者がありますので値段はつきます。
テレビ等で経済成長期の国で日本の古い車が現役で普通に走っている映像を見ることがあると思います。

 

 そこで利用しておきたいのが下取り車の一括査定です。
これはインターネット等で下取り予定車の情報を入力すると数社から下取り価格を教えてもらえるものです。
もちろん下取り見積がきたからといって売る必要はありません。

 

 カーディーラーの営業マンも価格を下げるには理由が必要です。
車の値引き価格も、これ以上はダメという限界点(損益分岐点)が存在しています。
しかし、営業所の売上の状況(例えばあと1台売れば目標達成等)により、値引きしてでも売り切りたい時があります。
その時の理由付けとして下取り車を相場より高く査定し、値引きと同様な効果を持たせます。
ですから、下取り車の相場チェックが重要になります。
カーディーラーでの査定が納得できなければ、一括査定の中で一番高い値をつけた業者に売ってしまえば良いのです。
下取り車も新車価格交渉カードの1つです。

 

次のページへ

 

下取り車の買取価格を競合させよう